• 花畑

過ごし方と理解

悩む女性

うつ病、躁鬱病の治療は、薬物療法や精神療法だけで回復するわけではありません。これらの病気は、周囲の理解と協力が何よりも大切です。躁鬱病と診断されると、当人はもちろん家族が衝撃を受けるのも無理はありません。患者さん当人はうつ状態の時に「情けない」、「悲しい」というもいが募っている分、躁状態を「調子がいい」と思い込んでしまいます。結果、躁鬱病であることを自覚しません。また、薬を服用していても自己判断で薬をやめてしまうケースもあります。調子がよくなったと思って独断で薬をやめてしまうと、躁鬱病が再発してしまいます。せっかく治療をしているので、症状が落ち着いてきても医師に相談し、しばらく薬を服用し続けるようにしましょう。

家族の方は、患者さんを無理に励ましたり責めたりといったことをしないようにしましょう。特に、「怠けている」、「寝てばかりいる」、「躁鬱病の状態であることを恥じる」などの行為は、患者さんの症状を悪化させてしまいます。これではせっかくの治療も効果が出ません。躁鬱病の際は、無理に励まさない、話を聞く、といったうつ状態の対処と、話を鵜呑みにしない、行き過ぎた行動にたいして、出来るだけ冷静に指摘するなど躁状態の対処法を使い分ける必要があります。うつ状態の患者さんはしっかり休ませ、無理に外に連れだそうとしたりすることは避けるのがよいでしょう。そっと見守ることが大事です。躁状態の患者さんはとにかく早めに受診・治療を促すことが必要です。

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